Raspberry Pi で Alexa を動かそう その2
前回はマイクがUSBヘッドセットのマイクだったので、USBマイクを購入しました。
物理的にマイクをミュート出来るものを選択しました。
早速繋いでアプリを起動すると…
何も言ってないのに Alexa が反応して勝手に何か喋りだしました(怖)
ヘッドセットのマイクではそんなことはなかったので、ウェイクワードに対してマイクの感度が良すぎるようです。
ということで、改良をば。
1.感度調整
下記に設定値があるので変更します。
$ cd ~/alexa-avs-sdk $ sudo vi avs-device-sdk/KWD/KWDProvider/src/KeywordDetectorProvider.cpp
26行目にマイク感度、29行目に音声の音量があります。
/// The sensitivity of the Kitt.ai engine.
static const double KITT_AI_SENSITIVITY = 0.7;
/// The audio amplifier level of the Kitt.ai engine.
static const float KITT_AI_AUDIO_GAIN = 2.0;
下記のように変更
/// The sensitivity of the Kitt.ai engine.
static const double KITT_AI_SENSITIVITY = 0.35;
/// The audio amplifier level of the Kitt.ai engine.
static const float KITT_AI_AUDIO_GAIN = 0.5;
マイク感度が良すぎて Alexa 自身の声に反応したりするので微調整が必要です。
あとスピーカーとマイクはある程度離しておかないと駄目ですね。
ひとまずこれで様子見です。
「アレクサ、Fire TV で AbemaTV を起動して」と言うと、起動はしてくれませんでしたが、Fire TVが接続されているHDMIに入力を切り替えてAbemaTVを選択するところまでやってくれました。
今後は、学習リモコン基板を買ってテレビやエアコンなどの赤外線リモコンで制御できる家電の操作が出来るようにしたいなと思ったり思わなかったり。